学校給食についての聞き取り

8/31 神戸市長への手紙の回答(メンバーTさん)

 

この度は、市長への手紙にご意見をお寄せ頂きありがとうございます。
以下の通りお答え致しま
す。
1、給食食材の放射性物質の検査につきましては、
  ㈰ 基準を超える放射性物質が検出された食材は出荷停止になること
  ㈪ 多種多様にのぼる給食食材で放射能測定を行うことは現実的でないこと
  ㈫ 特定の地域のみの放射能の測定は風評被害を招くこと
  ㈬ 本市学校給食の食材は、地産地消を基本に調達していること
  などを総合的に考慮し、現在のところ放射能の測定を行う必要性はないと考えています。

2、地産地消の件について、兵庫県立健康生活科学研究所において
4月から西区等で生鮮野菜の

  サンプリング調査を行っておりますが、放射性物質(ヨウ素131、セシウム134、セシウム137)は

  検出されておりません。

3、神戸市の学校給食は、食材の安全確保の観点から地区ごとに異なる献立を採
用している為、
  品目・産地ごとに抜き出し検査をするとしても膨大な検体数
となります。
  また、使用する食材が決定するのは給食実施の2〜
3日前となるため、時間・費用・労力の面から
  検査の実施は現実的ではなく、放射能検
査は生産段階で行うことが重要であると考えております。

4、風評被害に関しましては、国が定めた放射性物質の暫定基準値を上回る食品は、食品衛生法に基づき
  出荷規制がされていますので、市場に流通している
食品は安全であると認識しております。
  今後とも食品の放射能に関する情報
や国の施策の動向を注視してまいります。

  ご理解のほど、よろしくお願い致します。
(担当:教育委員会事務局健康教育課給食指導係 電話:078-322-5790 

 

8/27 神戸市教育委員会へ電話聞き取り(メンバーTさんのご紹介Sさん)

 

①関東野菜の使用については、旬の関係で、時期的・量的に、関東の物を調達せざるを得ないことがあり、以前からもそうだった。それらの野菜は、使用2日前に卸で入荷するため、実際に使用するか、どこのものを使用するかは事前に断定できない。
②牛乳については、西区がメグミルク、それ以外は共進牛乳で、兵庫産の生乳に、北海道産、九州産をブレンド。えさについては、汚染されたわらは使用していない事を確認済み。
③2学期から、月初めにH.P.で、使用予定食材の産地を公開、副食についても同様の対応。
④放射線測定器については、市で、購入や、業者の事など、話はあがっている。ただ、早くても1月頃導入。給食対応というわけではなく、市内に入ってくる食品全てのためだそうです。
 「保護者の心配もきちんと受け止めています」・・的な感じでした。
検査以前の、関東以北の材料使用については、「たくさんのお声をいただいておりまして、『東北の物はやめて欲しい』だけでなく、『関東・中部・滋賀の物もやめて』など、ご意見も色々あり、また、産地だけで判断できることなのか、関西の物なら安全なのか・・という事も含めて、使用しないというのは、なかなか難しいところです。」 だそうです。
 
実は、事前に資料として、柏市、京都市、桐生市に電話をし、放射線測定にいたるまでの経緯を聞いていました。それで分かったことですが、・測定には検出値の精度が高いほど時間がかかる。柏市では、その点と、10Bq/kg以下の含有量を許容すると判断して、10Bq/kgを検出限界値に決定(他は1Bq)です。
・疑・汚染牛流通後の保護者の声だけでなく、もちろん、議会など、行政の中で決定した対応である。(各市共通)
とのことです。
ツイッターで見た、西宮市長からのお手紙 http://bit.ly/p3UO0A』を元に、西宮市にも電話しました。
手紙には、結構詳しく、食材についての考え方が記されていましたが、お話を聞く限りでは、愛媛県松山市のように、はっきりと放射線対応としているのではなく、食育の一環・・という感じでした。
ただ、ものすご~く対応が丁寧で、納得できました。
西宮市は、4万食、神戸市は8万食という違いもあるのかもしれませんが、西宮では、ほとんど西の物しか使っていないそうです。
・8/26
『12月に2000万円で検査機器を市で買えそう。(なかなか手には入らないらしい)予算を議会で通すこと、置く場所(1トンを置ける施設)を確保することが課題。1ベクレルまで測れる機器。
大阪とは今日、いろいろ話した。大阪が委託した神戸の検査機関には、検便とかをお願いしてる。でも、食品検査は委託しないで市で検査する。1検体2万かかる』

8/29 問い合わせ先:西宮市教育委員会学校教育部学校保健グループ

 
1.学校給食の放射性物質検査について
A:食品の産地の公表については検討中。検査については現在考えていない。
 (横浜市などで検査をするらしいといった事は知っている様子。
 大阪市が検査を始める事は知らなかったようなので、HPを見て頂くよう話すと了解してくれた。)
 
2.基準値は。
A:国の定めた基準値に従っている。
  業者からの納入食材は基準値を下回った物のみと解釈している。
 基本的に、牛肉は北海道で生産され屠畜されたもの、野菜は西日本産(九州、中国、四国)を
  使用しているので、まず問題ないと考えている。
 
3.諸外国の基準値、原発事故前の基準値を知っているか。現在の国内基準値は大変高い。
A:知っている。
 
4.牛肉の件のように、後から汚染食材が給食に使用されたと判明した場合の対応は。
A:毎日同じ食材を食べるわけではないので、万一そういうことがあってもすぐに健康に問題はないと
   考えている。判明した場合はすぐ公表する。
 
5.出荷されている食材が牛の全頭検査のように検査されているわけではない。
  是非大阪市の例を参考に、放射性物質の検査をして欲しい。
A:大変ご心配をおかけして申し訳ない。大阪市の例を検討したい。(メンバーT)
 

8/29 大阪市教育委員会 給食担当の課に電話しました。

    学校給食の食材に関しては検査はするけれども、国の暫定基準値を基本にしていて

    それ以下のものは心配ないと思っているので、使用しますとのことでした。

    私的には、暫定基準で使用するなら、あまり意味の無い検査だと思っています。 (メンバーK) 

平成22年4月1日~平成24年3月31日までの神戸市学校給食・登録時業者

 

神戸漬物株式会社 兵漬兵庫食品株式会社 株式会社井上油店 株式会社中橋商店 
神戸ヤクルト販売株式会社 六甲バター株式会社 兵庫鶏卵株式会社 神戸牛乳事業協同組合
印南養鶏農業協同組合 伊藤ハム販売株式会社 プリマハム株式会社 鳥治食品株式会社
帝神畜産株式会社 株式会社池田商店 甲南サカヱ屋精肉店 但馬フーズ株式会社
生活協同組合コープこうべ 株式会社神戸まるかん 山晃食品株式会社 株式会社船場池田商店
株式会社トーホーフードサービス かね三水産株式会社 神戸蒟蒻事業組合 日本製麻株式会社
兵庫県豆腐油揚商工業協同組合 株式会社清浄野菜研究所 有限会社野村昆布商店 株式会社神乾
学校給食資材納入事業協同組合 有限会社コネクトフーズ ニガキ株式会社 株式会社泉平
神戸中央青果卸売協同組合 株式会社ナックスナカムラ 神港魚類株式会社 有限会社小泉商店
ユーシーシーフーヅ株式会社 株式会社SN食品研究所 (財)兵庫県体育協会 丸益水産株式会社
有限会社野村昆布商店 株式会社和昂    

※ 学校給食事業の詳細を転載します。(財団法人 神戸市体育協会サイトより抜粋)

1. 給食用食材の登録制度

  • 食材として安全で安心な物資(アレルギー児童への対応を含む)を慎重に選ぶことが必要となるため、栄養教諭を中心メンバーとする“物資委員会”において食品内容明細書やサンプル等を精査しながら審査を行い、登録物資を決定する。
    平成21年度の登録物資数:564品目

2. 物資の安全確保

青果 神戸市食品検査所の検査を受ける神戸市中央卸売市場から購入
食肉 1. 全て国産
2. 産地から納入までの流通経路一覧表を添付
3. 牛肉はBSE検査結果票の提出
4. 入札時に細菌検査票の提出
冷凍野菜 1. 輸入物資は検疫所の検査結果書の提出
2. 国内産は残留農薬検査結果票の提出
食油、大豆等 遺伝子組換えでない証明書の提出

3. 体育協会での食品検査

  • 定例検査  毎月、抜取り検査を実施
    年間170品目、延べ600項目を目標に細菌、特定残留農薬、添加物等の検査を実施
    21年度実績:延べ192品目、630項目
  • 随時検査
    ポジティブリスト制度の施行に伴う残留農薬一斉分析検査等の実施
    21年度実績:残留農薬一斉分析検査 9品目

4. 製造現場、事業所等への立ち入り検査

  • 定期的に実態調査を実施し、現場の衛生環境等確認のうえ、改善を要する点や対策などについて製造者等と意見交換


■ 地産地消の具体的な取組み ■
1.野菜 こうべ旬菜 1. JA兵庫六甲や市産業振興局などの関係機関と“学校給食における
  「こうべ旬菜」利用推進会議”を定例的に開催
2. 学校給食における“こうべ旬菜”の使用状況
  水菜、にら、なす、ほうれん草、チンゲン菜、キャベツ、青ねぎ、
  白菜、大根、小松菜
3. 21年度使用実績:151トン
  神戸市産野菜
(こうべ旬菜以外) 平成21年度は、平成20年度に引き続きジャガイモ「ほっこりユタカ」を使用し、好評を得た。また、新たに、にんじん17トン、玉ねぎ22トンを使用し、品目を拡大した。22年度も産業振興局の「こうべ給食畑」推進事業と連携しながらさらに使用率を高めていく。 
海苔:地元産海苔である “須磨のり” を使用
酒かす:灘の生一本で知られる神戸の酒造会社製造の“酒かす”を使用
米: 主食の米は、全量、神戸市産の「キヌヒカリ」を使用
いかなご;兵庫県産のいかなごを使用した“いかなごのくぎ煮”
加工品: 神戸市産ワイン用ブドウを使用した ”神戸ぶどうゼリー” を使用
      神戸市産キャベツを使用した ”市産キャベツ入りミンチカツ” を使用
      今後も、登録業者との情報交換を密にし、新物資の開発を推奨する。
豆腐・油揚・蒟蒻: 主に、市内製造業者から購入